久しぶりに、オレンジラベルを調整してみました。
それまでの「ドカーン」と響くFGのサウンドが、
このシリーズから、現在のヤマハに近い、綺麗な
音系・・シャリーンと響く感じになりましたね。
FGらしい、歯切れのよいサウンドもしっかりと
感じられます。サイド・バックがコーラルローズと
なかなか良い材が使われておりますね。
シリアルナンバーがちょっと見にくいのですが、
おそらく1975~1976年製かと思います。
フレットがペッタンコでしたので、打ち替えました。
当然、フレットの高さは10割近く残ってます。
その際に、ナット・サドルを牛骨にて作成しました。
このモデル専用設計です。ブリッジピンは木製の
エボニーピンに交換。音量と中高音の煌びやかさが
更にアップした気がします。
ネックはほぼ真っすぐ。弦高は12Fで2.8mm/2.2mm。
もう少しだけは下げるだけのサドル高は残ってます。
ロッド締め側フルで余裕あります。
ゆーても50年近く経過したギターですので、経年の
打コンや傷はありますが、比較的綺麗な個体かと
思います。ペグも綺麗に磨いてピカピカで、作動にも
問題ございません。
ネック裏もまずまず綺麗な状態です。
指板1弦側のバインディングとナット間に2mmほどの
隙間がありますが、収縮によるもので、問題ありません。
ケースありません。当時ものの純正ロケットケースは
(真鍮プレート)別途7,000円にて添付出来ます。
送料は別途記載の通りです。
ちょっと重めですが、その分音も締まって綺麗なヤマハの
音がたっぷり出ております。フレット打ち替え済ですので
長く使えてお得ですよ!
FG-351(1975~6年)オレンジラベル
¥27,000価格
消費税込み
近畿:3,000円
本州・四国・九州:3,500円
北海道:4,500円
沖縄・離島:6,500円