ヤマハが環境問題を考えて、木材資源の
有効活用を目指し、新たに「竹材」を
使ったギターの開発にチャレンジして
発売したモデルです。
残念ながら、短期間で発売停止になった
悲運のギターです。それ故に流通量が
少なく、今割と入手困難な状態です。
最初にはっきり言っておきます!
感動するような音の広がりや響きは
期待しないで下さい(笑)
販売側がこんな事言うのも??やとは
思いますが、実際そうなんです。
ただし、見た目は本当に美しい~。
工芸品レベルです。「和のギター」
そんな雰囲気は満点です!
だからと言って、悪い音ではありません。
FGらしい、シャキっと歯切れのよい音は
しっかりあります。これが竹材の音なのか
クリアな気持ち良い抜け感はあります。
さらに当方で音質に関わるパーツである
ナット・サドルを牛骨で作成しました。
ブリッジピンもエボニーに交換しました。
牛骨パーツでしっかりした響きが出る様
チューンしております。
ネックは気持ち順反り気味。12Fの弦高
2.3mm/2.0mmに調整。ロッド締め側余裕が
ありますし、サドル高さも若干の調整は
可能な高さがあります。
フレットはまだ8分くらいはあります。
ペグが安物に交換され、結構雑に交換が
されていたので、GOTOH製のペグに交換。
前パーツの名残で、1弦と6弦のペグ付近
埋め戻しや1cm弱の表面クラック補修跡が
あります。強度は問題ありません。
ヘッドの当て傷含め、写真参照下さい。
ネック裏に若干アテ、線傷ありますが
トップ・サイド・バックは年式の割に
綺麗な状態です。工芸品のようですね!
当時物のヤマハハードケース付です。
予備のエボニーピンも数本付きます。
送料は別途記載の通り。
レア度だけならFGでもトップクラス!
ぜひ「見た目」8割でご検討下さい。
轟音、深い低音がお望みならば、この
竹ギターは候補から外して下さい(笑)
・・・決して売りたくない訳ではなく
このギターをバカにしてる訳でもないです。
ただ、ええ事ばかり書きたくないだけです。
コレクターとしての意地もありますので
あくまでも私感として書いたと認識下さい。
「激鳴り」「バカ鳴り」の基準なんか
ないですからね。
YAMAHA FG-B1N(2000年)竹ギター
近畿2府4県、中国・四国、北陸(福井・石川・富山):4,500円
その他本州:5,000円
北海道:7,000円 沖縄・離島は8,000円